”所属から委託の時代へ”

自分でスマホさえあれば基本的な活動ができる時代、少なくとも自分という存在を知って貰えるきっかけを作れる時代の中、、営業と仲介だけをしている芸能プロダクションってのは淘汰されて行くと思います。テレビの力も弱まれば尚更、力を失ってゆく。

プロダクションに入っていることでメリットがあれば良いです。例えば知り合いのプロダクションは舞台を自分でプロデュースして、そこに所属しているタレントを出演させる。少なくとも活躍の場所を生み出しているので意味があるかもしれません。次は、その質センスと、量の競争になります。

やっぱり改めてコンテンツを作る力なんじゃないかと思います。どれだけ量産できて、活躍の場を生み出すことができるか。。プラットフォームは無料になってきてます。つまり活躍の場を買い占めることができなくなっていて、それなら活躍の場を作ることができる人を買うか、自分で作るしかない。

どこかに所属となると、やっぱり所属しているところがそのタレントを売るべきで、そこが頑張らなきゃいけない。これからの時代で言えば、その会社がコンテンツを作るべきなんですよね。。でも、そこは難しい部分で割とその力が弱かったり、お金がなかったり、権力すら通用しない時代へ変わったり、はたまたいい加減だったり色々あります。タレントからしたら、どこかに所属すれば、同時にそれ以外に頑張って貰える可能性を捨てることにもなる。だから、”所属”はちと重いのかもしれない・・・。極力、自分が主体となってゆく後者の”委託”が正しいのかもしれない。よく考えて、そう感じました。

個人でいても繋がりがあれば生きて行けるし、発信するプラットホームはもういくつある?インスタ、Facebook、YouTube、ブログ、Voicy、Showroom、17LIVE、ポコチャ、、、使い切れないくらいあるんだから、わざわざ自分一人でできることの売り上げまで人に分配する必要はないんだけど、完全に一人だと不安だよなってのをサポートするエージェントビジネスみたいなものをスタートさせようかと考えている。例えば、Mステ出るのにプロダクションが何百万も払っているとか知らないだろうし、仕事下さい仕事下さいで仕事作るって思考がない。自分で出資して、自分のビジネスに活かし、自分で回収する。テレビとかラジオしかなく、レコード会社やプロダクションがいないと活躍できない時代だったら、そりゃMステのお金も、映画制作委員会に出資するお金もプロダクションが払うでしょうよ。でも、今は払う体力も無ければ、払っても有名にさえなっちゃえば変な話、自分のダイレクト課金でやって行けるんだから、中小企業は誰も自分の会社に所属するタレントに出資しない。どこかに属して無いと不安という若手タレントの心の隙間に入り込み囲って、少ない金額でもその蜜を吸い取ることしかほぼ考えてない芸能ビジネスほぼこれな気がします

あと、スクールってのが一番ダメ。そんなところにお金を使うなら、制作費と宣伝費に使えと思います。学ぶのは実践しかありえない。なのに、何に対してお金をかけていいかわからないから、何とかしたくてとりあえず140万年間払って専門学校行きましたってのが一番最悪だよね。遊んで終わりだし、140万あればアルバム作って高いタイアップも買える。普通に、かなり売り出せるよね!ワンプロジェクト組める。下手したら映画制作委員会に参加して長編映画の主演になれるんじゃ無いかな?その実践の中で、必ず学べるしSNSのフォロワーも増える。ほんと、この正直詐欺に近いと感じるスクールビジネスはいつまで続くの?と思います。

兎にも角にも、コンテンツを生み出す力が勝負所です。それを運営側は、少人数でいかに効率よく量産できるか。タレントは、自分が活躍できる”強い組織=作れる組織”と繋がろうと、当たり前だけどする。何事もそうだが誰と付き合うか、どのチームに自分が入るかが肝になってくるのだろうと思う。

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